〜外壁塗装工事の工程〜
こちらでは外壁塗装の作業内容をお客様に知っていただき、
安心して任せていただけるよう解説させていただきます。
1 足場組立
工事の日程が決まるとまず最初に足場を設置します。
足場とは、職人が高所で塗装する為の作業スペースとなる部分です。
足場設置には大体1日掛かります。
◆足場設置時の注意点◆
足場業社の立ち入りと騒音について。
足場を運ぶ為の大型トラックの立ち入りや駐車、
また円菅パイプを組み立てる際にはどうしてもカンカンという音が周りに響いてしまいます。
トラブルにならないよう、近隣の皆様には必要に応じて
足場設置日程や塗装工事日程を服部塗装がお配りし、お知らせしています。
2 高圧洗浄
足場の組み立てが終わるとここからは服部塗装の工事開始です。
塗装をする前の作業として、お家に付いているコケやカビ、汚れなどを落とすために
屋根・外壁・付帯部分を特殊な機械で洗います。
この作業を怠ると、最悪の場合塗装のはがれ(めくれ)の原因になり、
いくら良い塗料を塗ったとしても台無しになる恐れがあるので注意が必要です。
念入りに洗った後は乾燥させる時間も含めこの日は塗装は出来ません。
3 下地補修(下地調整)
下地補修は塗装工事の良し悪しを決める上で最も大切な工程です。
この作業をおろそかにすると、どんな高級な塗料を塗っても意味がないのです。
またこの工程は業者にとって手抜きのしやすい部分でもあり、
塗装工事が完了してしまうとプロが見てもなかなか分かりません。
服部塗装は見積もりの段階から建物を調査し、しっかりとお客様に説明した上で
工事を進めさせていただきます。
4 コーキング補修
長年紫外線にさらされて劣化したコーキング部分は
後々の雨水の侵入を防ぐ為にも塗り替えの前に、コーキングの打ち直しなどを必要とする場合があります。
打ち直した後は固まったコーキングの上から塗装をしますので、
新築時よりも紫外線がブロックされ断然に長持ちするようになります。
5 養生
養生とは塗料が付着して欲しくない部分にビニールなどを使用して保護をする工程です。
例えばシャッターボックスや雨樋など塗らない部分には全て養生という作業を行います。
ただのビニール貼りではなく、実は外壁塗装の仕上がりを大きく左右する大事な工程なのです。
6 下塗り
必ずしなければならない大切な工程がこの下塗りです。
下塗り塗料は接着剤のように外壁と塗料の密着性を高めたり
上に塗る塗料の浸透を止める役割があります。
ここで重要なのが、適切な下塗り塗料の選定ですが
正しい専門知識を持った服部塗装がしっかりと選定いたします。
7 中塗り
塗り残しがないかなど中間検査をした後、中塗りの工程に入ります。
中塗りの目的は塗装に厚みを確保して上塗り材の補強をすることや、
滑らかな下地を作る為に行います。
※下塗りの後に上塗りを2回行うというような場合は、この1回目の上塗りが中塗りに該当します。
8 上塗り
中塗りの塗料がしっかりと乾燥したら、最後の塗装です。
中塗りと同様に外壁材の色となる塗料で、塗り残しや
ローラーやハケなどのあとが残らないように丁寧に塗っていきます。
お家をしっかり守るには、このように厚みのある塗膜を形成するのが
最も大切な作業になります。
9 完了検査
全ての塗装が終わったら、養生を外したり
塗り残しはないか?塗装がはみ出している場所はないか?
など細かくチェックしていきます。
10 足場解体
完了検査が終わると足場の解体を行います。
塗装部分に傷がつかないように丁寧に外していきます。
組立時同様に、円菅パイプを外す大きな音や、
運搬する為の大型トラックの出入りや、解体時に出るホコリにも注意が必要です。
11 完工挨拶
最後にお客様に挨拶をし完了検査やご説明後、工事は終了となります。